August 15, 2010

今週の一曲:Arcade Fire

Arcade Fire/We Used To Wait <2010年>

サマソニが終わり早や1週間。
仕事も一旦ひと区切りとなって、お盆休みに突入する直前に
ようやくArcade Fire(アーケイド・ファイア)の新作『The Suburbs』を購入した。

一言、「良い」としか言いようがない。
様々が楽器が幾重にも立体的に鳴りながら、決して華美にならないこのいつもの優雅な感じ。
買う前から良いと分かっていても、やっぱり途轍もなく素晴らしいかった。
ロッキンオン誌が「世界が待ち望んだ最新作」と謳っていたのは、大袈裟ではない。

"若いうちに娘がほしい。手を引いて、世界の美しさを見せてやりたい。
すべてが破壊される前に。もし無理な望みなら、息子を授けてくれ"



大人がじっくりと耳を傾けるに値する、こうしたオーケストラ型のビッグバンドが、
日本に存在しないのはなぜだろう?

何か一つのパートだけが突出して聴こえるのではなく、
それぞれの楽器が有機的に絡み合って、壮大な音像を作り出す楽団。
日常のくすんだリアリティに希望の灯火を照らす、うっとりとするような声と歌詞。
そしてメンバーたちの旅芸人風の佇まい。あぁなんてロマンチック。
一度でいいからこんなバンドの一員になってみたいもんだと憧れてしまう。
いつの時代も、ロックは決して若者だけのものではないということを、
悲しいかな、この国の人たちは未だに理解していない。


さて。来月はDeerhunter、10月にはいよいよKings of leonの新作も出る。
Arcade FireもKOLも単独で来てくれないかな。


af
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この記事へのコメント

1. Posted by 車輪   August 15, 2010 19:54
今作は聞き込まなくても素晴らしいですが深いですねぇ(笑) ブルックリンという土壌がそうさせているのでしょうか?コミュニティー、パーティー的感覚が BSS然り。
2. Posted by コハゲ -管理人-   August 16, 2010 20:58
>車輪さん

この深遠なるエモーション、たまらないものがありますよ。
最近は前作の「Neon Bible」も、1stの「Funeral」もまた聴きまくりだったので
まさに3枚がグルグル回ってる感じです。で、その合間にSlipknotなどを(笑)。
こういう音が出てくる土壌って、やっぱりコミュニティー的なものが影響しているんでしょうね。
日本はそういうのが希薄ですし、さらに音楽で繋がるなんてまずないですから・・・(泣)。
3. Posted by reds20061222   August 21, 2010 13:35
やはり良いですか。
ネット注文したのでまた届いていないのですが、楽しみです。
新木場でのライブは最高だったので、また来日してほしいですね。
4. Posted by コハゲ -管理人-   August 22, 2010 15:59
>reds20061222さん

ひょっとして日本盤を注文されたのでしょうか?
さっきアマゾンで見たら9月8日発売予定となってました。
これだけの注目盤なのに1ヶ月もタイムラグがあるとは日本のレコード会社は何をやっとるんだ…。
ところでreds20061222さんは前回の来日行かれたんですね?それは羨ましい。
ボクは前回見逃したので、次は絶対に行きます!

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四十代・子持ちにしていまだにCDを買いあさり、ライブで暴れる阿呆な関西人。職業はWeb屋。最期はロックで腹上死を求む。くだらないコメント大歓迎!
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