May 02, 2010

今週の一曲:YMO

YMO/CUE <1981年>

「何やようわからんけど、凄い」

世のYMOブーム真っ只中にリリースされたアルバム『BGM』を
中学生のときに初めて聴いたときの印象がそうだった。

ここには「ライディーン」や「東風」の分かりやすい高揚感も
「スネークマン・ショー」のユーモアも存在せず、
アルバム全編を覆う独特のくぐもったニューウエェーブ的な陰鬱さは、
音楽的知識の乏しい中学生にとってかなりハードルの高いシロモノだった。
どこがどう凄いのか、またこういう音の構造をどう呼ぶのかはサッパリ分からない。
それでも何か恐ろしいまでに良いことだけは実感できて、毎日聴き狂った。

あれから30年の歳月が流れた。そして今聴いても全然古くない。
後の、凡百のアンビニエント・テクノ〜エレクトロニカの作品群を遥かに凌ぐ傑作を
当時既に完成させていたなんて、3人の才能は一体どれだけ先を行っていたというんだ。
温泉マークの入ったジャケットも忘れがたい。

細野晴臣もYMOのベストと思われるアルバムに『BGM』を挙げてます。


YMO
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この記事へのコメント

1. Posted by かおもじ   May 04, 2010 06:29
まだ聞いてない…
テクノデリックを聞いて止まっちゃいました(^_^;)あれはサンプリングだらけなんでいまいち本質が掴めなかったんですよね〜。名盤らしいけど。元々アンビエント好きなんだからこっちから行っときゃ良かったと思っています…。

でも、ライディーンの06年くらいのバージョン、あれは最高でした。改めて天才だなと思いましたよv
2. Posted by ごんちゃん   May 04, 2010 21:09
このPV、教授がドラム叩いてるんですね。
つくづく多彩な人ですなぁ。
このあたりのYMOは、なんかビートが結構好きでした。「開け心」とかね。
とにかく時代が全然追いついてなかったですよね、当時は。
3. Posted by コハゲ -管理人-   May 04, 2010 22:12
>かおもじさん

「テクノデリック」については、ボクは当時いま一ピンとこなかったのですが
後からあのアルバムの凄さに気付きました。テクノデリックもまた傑作かも。
ただやはりどちらがYMOの本質を表しているかというと、BGMだと思います。
ていうかある意味、細野晴臣というミュージシャンの本質とも言えたりするのですが・・・
ところでライディーンの新しいバージョン、知らなかったので聴いてみます!
4. Posted by コハゲ -管理人-   May 04, 2010 22:21
>ごんちゃん

そうなんですよ、何気なくPVを観ていて「あれ?」と(笑)。
こんな映像、当時は目にすることなんかありませんでしたからね〜。
この曲は高橋幸宏がメインで作った曲なので、あえてこういう演出をしてるのだと思います。
そういえば後に教授いわく、「ユキヒロほど機械と同じ正確さで叩けるドラマーはいない」的なことを語っていましたよ。
結構あの人のドラムが好きな人は多いらしいです。
5. Posted by 古巣 鳴人   May 05, 2010 21:02
僕YMOは全然後から聴いたのですが、やはり入口は「RYDEEN」でしたね〜。
その後まずは二枚組のベストで入門して、そっから中途半端にクラフトワークに行って、YMOのファーストを買って…という変な流れで来ています(笑)。

ベタベタですが「東風」〜「中国女」の流れが非常に好きです。
6. Posted by コハゲ -管理人-   May 05, 2010 22:05
>古巣さん

ボクも最初は「RYDEEN」でした!で、もちろん「東風」や「中国女」は最高でしたよ!
なので「BGM」は、ほとんど別モノという感覚で聴いてましたね。
でもYMOからクラフトワークへという流れは、真っ当で理想的ではないでしょうか。
ボクなんか、そこから加速するようにHR/HMへ流れていったので
リアルタイムでNWやパンクの貴重なバンドを体験できず仕舞いでしたから・・・(泣)
ま、今となってはそれも悔いなし!

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人生はフライングV
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四十代・子持ちにしていまだにCDを買いあさり、ライブで暴れる阿呆な関西人。職業はWeb屋。最期はロックで腹上死を求む。くだらないコメント大歓迎!
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