September 13, 2009

今週の一曲:Red House Painters

Red House Painters/Have You Forgotten <1996年>

美しい声や深みのある声に憧れる。

ボクは自分の声が嫌いでしょうがない。
低くてくぐもった声質に加え、口をあまり開けずにモゴモゴしゃべるので
昔からよく友人に「何を言ってるのか分からん(笑)」と突っ込まれていた。
「やかましわ、ボケッ!」と切り返すときだけは、なぜか通りが良い。

バンドで歌うときは逆に、喉の奥をクっと閉じ気味にして声を出せば
かなりハイトーンも出るのだが、今度は絞め殺される寸前の鶏のようになってしまい
味わいというものがこれまた皆無。
あぁ・・・良い声を持っている人が心底羨ましい。
たとえばアメリカ/オハイオ出身のシンガー Mark Kozelek(マーク・コズレック)のような。

彼の実質ソロユニットである Red House Painters(レッド・ハウス・ペインターズ 1992〜2002)や、
Sun Kill Moon(サン・キル・ムーン 2003〜)での曲には、
どれもが淡く内省的でありながらも、心の隙間にジワっと染み込んでいく心地よさがある。
あと2ヶ月もすれば訪れる、晩秋の穏やかな陽の光って確かこんな感じだ。

思えば4ADレコードということだけで信頼してCDを買っていたのは、このRed House Painterと
His Name Is Alive(ヒズ・ネーム・イズ・アライブ)までだった。 ※どちらも途中で移籍
もう「レーベル買い」なんてのも、やってない。

それにしてもこのPVを作っているTomas Pollenという人の映像は、どれも何て美しいのだろう。
自分が若かった頃がこうだったとは言わないけど、
友人と過ごしたこんな蒼くて透明感のある日が、一日ぐらいはあったような気がする。
あぁ 青春は遠くになりにけり・・・。



band_kozelek
youtube

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この記事へのコメント

1. Posted by m2   September 13, 2009 16:53
海外には歌い上げなくても(これが結構難しい)、良質の歌声を届けられるアーティストが結構いますよね。
古くはB.J.トーマス、ジェームズ・テイラー、最近だとロン・セクスミスが該当する様な気がします。マーク・コズレック、m2的に好きな部類の歌い手です。

話変わりますが、椎名林檎も自分の声が嫌いだと言ってました。私も自分の歌声を録音して聴くとかなりへこみます。もう歌いっ放しで聴かない様にするしかないですね(笑)
2. Posted by コハゲ -管理人-   September 14, 2009 21:57
>m2さん

そうそう、まさに歌い上げなくてもグっとくる声です!
とかく湿っぽくなりがちな日本の歌い手には稀有といいますか。
確かにロン・セクスミスなんかもそうですよね。

しかし自分の声って、録音して聴くと何であんなにも気持ち悪いんでしょう。
冗談ではなく悪寒がしますわ(笑)。



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