June 06, 2009
今週の一曲:This Mortal Coil
This Mortal Coil/Song To The Siren <1984年>
デカダンス [dcadence]
耽美的・官能的な人工美を好み、虚無的・退廃的な生活を送ること。
若くて多感な頃、ロックの魔力にドップリハマってしまうと
人は誰しもどこかで一度はデカダンの洗礼を受ける・・・らしい。(by コハゲ)
ちょうど二十歳をちょい越えたくらいに、ボクにもそんな時期がありました。
恥ずかしくて詳しくは書けませんけど、やたらと退廃的な生き方に吸い寄せられてしまった暗黒の日々。
読む本や観る映画も180度嗜好が変わり、一番の天敵は太陽の光という始末。
未熟な若者は、いろんな勘違いをして成長するのです。
で、そのころ本当によく聴いた音楽がThis Mortal Coil(ディス・モータル・コイル)でした。
部屋を真っ暗にして、何度もリピートしながらこの音に浸っていました。

This Mortal Coilは、4ADレーベルの社長でありプロデューサーでもあるアイヴォ・ワッツ・ラッセルが
自分の好きな曲を所属アーティストに演奏してもらうという、職権乱用的な反則プロジェクト。
しかもコクトー・ツインズ、デッド・カン・ダンス、モダン・イングリッシュなど、耽美的な音作りにかけては
当時ピカイチと呼ばれるアーティストたちが集結していただけに、悪いわけがありません。
最終的に残された3枚のアルバムは、どれもが一分の隙もないほどに美しい内容でしたが
中でも1枚目の『 It'll End In Tears 』(邦題:涙の終結)の筆舌に尽くしがたい完成度たるや、
初めて聴いたときはその深遠なる静けさに呆然となったものでした。
ボクは本作こそが、世界最高のコンピレーション・アルバムだと思っています。
特に1曲目の『Kangaroo』(原曲アレックス・チルトン)から
2曲目『Song To The Siren』(原曲ティム・バックリー)にかけての流れは永遠の傑作。
「デカダン?はぁ?」となってしまった現在でも昔と変わらず感動するのでした。
しかし何だったんでしょう、あの病は(苦笑)。
デカダンス [dcadence]
耽美的・官能的な人工美を好み、虚無的・退廃的な生活を送ること。
若くて多感な頃、ロックの魔力にドップリハマってしまうと
人は誰しもどこかで一度はデカダンの洗礼を受ける・・・らしい。(by コハゲ)
ちょうど二十歳をちょい越えたくらいに、ボクにもそんな時期がありました。
恥ずかしくて詳しくは書けませんけど、やたらと退廃的な生き方に吸い寄せられてしまった暗黒の日々。
読む本や観る映画も180度嗜好が変わり、一番の天敵は太陽の光という始末。
未熟な若者は、いろんな勘違いをして成長するのです。
で、そのころ本当によく聴いた音楽がThis Mortal Coil(ディス・モータル・コイル)でした。
部屋を真っ暗にして、何度もリピートしながらこの音に浸っていました。

This Mortal Coilは、4ADレーベルの社長でありプロデューサーでもあるアイヴォ・ワッツ・ラッセルが
自分の好きな曲を所属アーティストに演奏してもらうという、職権乱用的な反則プロジェクト。
しかもコクトー・ツインズ、デッド・カン・ダンス、モダン・イングリッシュなど、耽美的な音作りにかけては
当時ピカイチと呼ばれるアーティストたちが集結していただけに、悪いわけがありません。
最終的に残された3枚のアルバムは、どれもが一分の隙もないほどに美しい内容でしたが
中でも1枚目の『 It'll End In Tears 』(邦題:涙の終結)の筆舌に尽くしがたい完成度たるや、
初めて聴いたときはその深遠なる静けさに呆然となったものでした。
ボクは本作こそが、世界最高のコンピレーション・アルバムだと思っています。
特に1曲目の『Kangaroo』(原曲アレックス・チルトン)から
2曲目『Song To The Siren』(原曲ティム・バックリー)にかけての流れは永遠の傑作。
「デカダン?はぁ?」となってしまった現在でも昔と変わらず感動するのでした。
しかし何だったんでしょう、あの病は(苦笑)。
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この記事へのコメント
1. Posted by ヒゲ☆メガネ June 07, 2009 23:20
来ましたね、ディス・モータル・コイル!
僕『銀細工とシャドー』から聴いたんですが、バウハウス繋がりの4ADでこのグループに行きついたもんだから、「確かに明るくはないけど…バウハウス系とはちゃうやん」と最初は理解に苦しみましたよ(笑)。
その後1stも3rdも聴いて、今や全て家宝です(笑)。
今、久々に『涙の終結』を聴いていますが、熱い曲は皆無ながら、インディー精神と崇高なまでの耽美意識を追及した内容は並みのロック作品よりロックしてますね!
デカダン病には僕も思いっきりかかりました。
しかもかなり重症です(笑)。
ギスギスに痩せこけてないとロックじゃない、服は黒のみ、アクセは必ず髑髏着用、観る映画はカリガリ博士とかノスフェラトゥとかオペラ座の怪人とか白黒トーキーホラーばかり…。
今書いててもイタいです(笑)。
…でも相変わらずこんなのが今でも好きなのはやっぱ生涯重症なのかもしれません(笑)。
僕『銀細工とシャドー』から聴いたんですが、バウハウス繋がりの4ADでこのグループに行きついたもんだから、「確かに明るくはないけど…バウハウス系とはちゃうやん」と最初は理解に苦しみましたよ(笑)。
その後1stも3rdも聴いて、今や全て家宝です(笑)。
今、久々に『涙の終結』を聴いていますが、熱い曲は皆無ながら、インディー精神と崇高なまでの耽美意識を追及した内容は並みのロック作品よりロックしてますね!
デカダン病には僕も思いっきりかかりました。
しかもかなり重症です(笑)。
ギスギスに痩せこけてないとロックじゃない、服は黒のみ、アクセは必ず髑髏着用、観る映画はカリガリ博士とかノスフェラトゥとかオペラ座の怪人とか白黒トーキーホラーばかり…。
今書いててもイタいです(笑)。
…でも相変わらずこんなのが今でも好きなのはやっぱ生涯重症なのかもしれません(笑)。
2. Posted by コハゲ -管理人- June 08, 2009 21:53
>ヒゲ☆メガネさん
実はボクも『銀細工とシャドー』から聴いたんですよ!そして同じくあの3枚は家宝となっています。
今の時代にまたあの企画が復活してくれませんかね?
ところでヒゲ☆メガネさんの重度のデカダン病(笑)。
いや、きっとそうに違いないと今回の記事を書きながら思い浮かべていました。
ガリガリの身体に、黒づくめのファッション、ラバーソール。基本でしたな。
ボクは白黒トーキーホラーまでは行きませんでしたが・・・って、それは完全にゴスの方向では。
しかし!何でお腹がこんなことになってしまうのでしょうね(号泣)。
あの当時は今みたいな未来を1ミリも想像できませんでした。
実はボクも『銀細工とシャドー』から聴いたんですよ!そして同じくあの3枚は家宝となっています。
今の時代にまたあの企画が復活してくれませんかね?
ところでヒゲ☆メガネさんの重度のデカダン病(笑)。
いや、きっとそうに違いないと今回の記事を書きながら思い浮かべていました。
ガリガリの身体に、黒づくめのファッション、ラバーソール。基本でしたな。
ボクは白黒トーキーホラーまでは行きませんでしたが・・・って、それは完全にゴスの方向では。
しかし!何でお腹がこんなことになってしまうのでしょうね(号泣)。
あの当時は今みたいな未来を1ミリも想像できませんでした。
3. Posted by marypoole June 09, 2009 21:48
私も激しく同感してしまいました。太陽、敵でしたねー。今でもあまり好みませんが。
退廃的なものに魅かれるというのは若さゆえ!ですよね。
だけど、年を取り段々肉体が退廃していってる事に気づき、「退廃なんて言ってらんない!」と健康志向になってくんですよね(笑)。
退廃的なものに魅かれるというのは若さゆえ!ですよね。
だけど、年を取り段々肉体が退廃していってる事に気づき、「退廃なんて言ってらんない!」と健康志向になってくんですよね(笑)。
4. Posted by コハゲ -管理人- June 10, 2009 00:22
>marypooleさん
あの頃は日焼けなんてもっとのほか!でしたからね。
今では夏に真っ黒になるのが毎年楽しみという有様ですが。。。
しかし「肉体が退廃」とは上手いことおっしゃる(笑)。まさに!
結局真っ先に朽ち果てていくのはこの我が身だったというオチに、みんないつか気付くと。
ありきたりですが、健康が一番ですよね。
あの頃は日焼けなんてもっとのほか!でしたからね。
今では夏に真っ黒になるのが毎年楽しみという有様ですが。。。
しかし「肉体が退廃」とは上手いことおっしゃる(笑)。まさに!
結局真っ先に朽ち果てていくのはこの我が身だったというオチに、みんないつか気付くと。
ありきたりですが、健康が一番ですよね。



