2009年05月30日

今週の一曲:Curly Giraffe

Curly Giraffe/Water On <2006年>

まったくもって有り得ないような納期と、神経を逆なでるクライアントの言葉。
ただ目の前の仕事をこなすことに必死で、ひたすら消耗するだけの毎日。
そんなウンザリするような日々が続くと、
車の運転があまり好きじゃないボクでも、逃げるようにフラリとどこかへハンドルを握りたくなる。

聞いたこともない地名に見慣れぬ道路。
行き先も決めず知らない街をトロトロと走り、たまに降りては写真を撮る。

どんな場所であっても、人々の暮らす家が存在し、生活や仕事がある。
誰もがそれぞれの人生を、様々な苦悩を心に抱え、もがきながら生きている。
自分だけが苦しいのではない。みんな必死なのだ。辛いのだ。きっとそうに違いない。
いつもヘラヘラしているあいつだって、順風満帆に見えるあの人だって。

なんてことを考えながらオンボロの車を走らせていると、
後悔や挫折の念、やるせなさや怒り、そして空疎な喪失感などが
本当にゆっくりではあるけども、だんだんと薄れていく。
「ウシ、また頑張ってみるか。ほどほどに・・・ な。」

band_curly2

心が折れそうなとき、車中のBGMは変にドラマチックなものよりも
メロディの起伏があまりなくて、心にそっと染み込んでくるようなのがイイ。
ボクが決まって持っていくCDは、Curly Giraffe(カーリー・ジラフ)

Curly GiraffeはGREAT3のベーシスト・高桑 圭によるソロユニットで、
音数が少なく派手さは一切ないものの、スモーキーでノスタルジックなサウンドが
ギスギスとした心の澱みを洗い流し、穏やかな気持ちにさせてくれる。
どこかジェイムス・イハにも通ずる、あたたかい陽だまりのような歌声とメロディは、
彼が幼少期を過ごしたというオーストラリアでの風景が根底に流れているのであろう。


band_curly

てな感じで、今日は久しぶりに遠くまで運転した。
ついでに初めて訪れた街のローソンで、サマソニのチケットを購入。(3日のうち2日分)
ネットで注文するよりも、なんか妙にドキドキした。


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この記事へのコメント

1. Posted by m2   2009年05月30日 21:21
Curly Giraffeは椎名林檎も(雑誌Switchで)好きなアルバムとして挙げてましたね。

今日のコハゲさんの記事は、クロスオーバーイレブンのスクリプトみたいで素敵です(笑)。
2. Posted by FUJIMIROCK   2009年05月30日 23:36
こんばんは! コレ,お恥ずかしい話,最近まで知りませんでした…。G3の高桑さんのソロなんですね。最高じゃないですか! すでに3枚目らしいですね。買いそろえます!
3. Posted by コハゲ -管理人-   2009年05月31日 22:23
>m2さん

クロスオーバーイレブンって・・・・いやはや恐縮です。古いですが(笑)、ありがとうございます。
どうも最近仕事が低調気味でしてサッパリなんですよ。
ところで今月のSwitch、そういえば出ていましたね!
さすが椎名林檎、いいコメントが書いてありました。
4. Posted by コハゲ -管理人-   2009年05月31日 22:23
>FUJIMIROCKさん

いきなり買い揃えようとされるところはさすが(笑)。
1stが出た頃は、タワレコで小さくプッシュされていた程度だったのですが
最近ではCMでも流れたりと、徐々に認知が広がっているようです。
そうそう、GREAT3も片寄明人のソロも素晴らしいですよね!

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