February 01, 2009

今週の一曲:早川義夫

早川義夫/音楽 <2000年>

band_hayakawa

早川義夫氏が久しぶりに関西でライブを行うという嬉しい告知を公式サイトで発見。
大阪か京都どちらに行こうかと悩んだ末、
京都三条のライブハウス Something IV へチケットについて問い合わせの電話をかけました。
すると氏名と電話番号を伝えるだけであっさり予約は完了し、
あとは当日会場にてチケットを買うだけとのこと。ニンマリ。
今回、ぴあやイープラスなんかでの取り扱いは無いようです。

1960年代の後半、伝説のバンドであるジャックスのボーカリストとして活躍後、
突然すっぱりと音楽業界から足を洗い、街の本屋の店主になった早川氏。
それから23年を経て、再び音楽活動を開始したソロシンガーです。
いや、そんな軽々しい肩書きよりも「魂の歌い手」と呼ばせていただく方がピッタリときます。
早川義夫の名前を知らなくても、多くのミュージシャンがカバーしている彼の名曲『サルビアの花』なら、
耳にしたことがあるという人は多いのではないでしょうか。


僕は今までに2回、小さなライブハウスで彼の歌を生で聴いたことがあります。
伴奏は自身のピアノだけという、余分なものが一切ない最小限の音でしたが、
どちらも途中で感極まりボロボロと泣いてしまいました。

もう30を過ぎてからのことですが、本当にとめどなく涙がこぼれたのです。
AS TEARS GO BY。でも全然恥ずかしくはありません。
なぜなら他のお客さんたち(初老のオジサンが多い)も、みんな泣いているからです。
あちらこちらから聴こえてくる小さな嗚咽。
時間よ止まれ。この瞬間を永遠に封じ込めたい。何度もそう思いました。
それほど歌が持つ特別な「何か」に、激しく揺さぶられるのです。

その何かとは曲によって異なるのですが
あるときは「忘れ難い後悔」であったり、あるときは「ドロドロの怨念」であったり、
またあるときは「SとMの関係」であったりと、
人々が日々生きていくにあたってできるだけ表出させないように努めている
心の中の闇のような部分に、「でも仕方ないさ。好きだもの」と
彼の歌は淡い光を照らしてくれるのです。そっと肩に手を置いてくれるのです。

関西では滅多に観ることのできない早川義夫氏のライブ。
きっとまた泣くのは間違いありません(笑)。
どんな重要な仕事が入っていても行きます。


早川義夫 + 佐久間正英 「フィードバックは身体を通せ」

3月27日(金) 大阪 ヒポポタマス
3月28日(土) 京都 Something IV
3月29日(日) 四日市 ガリバー


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人生はフライングV
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コハゲ
四十代・子持ちにしていまだにCDを買いあさり、ライブで暴れる阿呆な関西人。職業はWeb屋。最期はロックで腹上死を求む。くだらないコメント大歓迎!
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