November 09, 2008
今週の一曲:The Cure
The Cure/High <1992年>
先日、UK-Japan 2008というプロジェクトより、公認ブロガー招待の案内が届いた。嬉しい。果たしてこんなブログでいいのだろうかと思いつつも、ここはちょうどUKにちなんで、ニューアルバム『 4:13 Dream 』をリリースしたばかりの大好きなThe Cure(ザ・キュアー)について。

自分にとってキュアーは、今まで出会った数あるバンドの中でも一番思い入れのあるバンド。キュアーだけはいつ何時聴いても特別な気持ちになる。あまりにも好きすぎて、キャリアの絶頂とも言える1992年の『 Wish 』リリース時には、彼らのライブを観るためにはるばるロンドンまで飛んでしまったほど。とにかくバンドが来日する気配は皆無。僕の手持ちの金もまた皆無だったため、オール借金による渡英となった。

ちなみに超が百個つく大傑作である1989年の『 Disintegration 』リリース後のアメリカツアーにロバート・スミスが引き連れた前座は、何とピクシーズとラブ&ロケッツ。それを知ったときは悔しすぎて血の涙が出そうだった。そんな究極のラインナップで観れるなら5万円払ってもいい。もちろん借金ではあるが。なのでWish Tourは何が何でもという気持ちが余計に強かった。ま、それでも普通は海外まで観に行くなんてしないか。追っかけじゃあるまいし、ロック馬鹿もいいところ。

ロンドンでは毎夜毎夜、本当にたくさんのバンドを見た。パステルズ、テレビジョン・パーソナリティーズ、ブー・ラドリーズ、ザ・ステアーズ、セイント・エティエンヌ他、無名のバンドなどなど。何せチケット代が安かったし、終電後にライブが終わろうが一晩中バスがあちこち走っているので、安ホテルに帰るのにも問題なしという素晴らしい環境だった。
まだデビューアルバムが出る前のレディオヘッドのポスターや、『 Dirty 』リリース後のソニック・ユースのチラシなども街中いたる所で目にする。中古レコード屋で白人の若いサラリーマンと、店内に流れていたコクトー・ツインズの話題で盛り上がったりもした。市民の日常生活の中に、日本では異端扱いとなるようなオルタナティブ・ロックが普通に溶け込んでいるのが、本当に羨ましかった。

もちろん最大のハイライトはキュアーのライブである。日本から取ったチケットと、さらに現地で追加公演のチケットも入手し、計2回も観ることができた。あらゆる人種・年齢層のオーディエンスが集結した一体感は、巨大アリーナがビリビリ揺れるほどで、特に『 High 』から『 Pictures of You 』の流れでの大合唱には、何度も熱く込み上げるものがあった。あれほどの感動的な体験は、この先もうないかもしれない。2日とも全25曲、真冬のロンドンで夢のような時間を過ごした。
3週間ほどの滞在後、帰国してからは長期に渡っての借金返済がかなり大変だったが、それでも1ミリの後悔もなし。むしろ何のしがらみもなかったあの頃に、もっと借金してでも様々な国へ行き、たくさんのライブを観れば良かったと、今となっては強く思う。そう、時間を取り戻すことのできない今となっては・・・。

ロバート・スミス、サイモン・ギャラップ、ポール・トンプソン、ボリス・ウィリアムス、ペリー・バモンテ
の5人によるバンドの黄金期。

一応チケットではブロック指定になっていたが、アリーナには柵も何にも無く、全てオールスタンディング。
早い者勝ちなので開演2時間前から3列目あたりを死守!
後ろを振り返ると、ロバスミのそっくりさんを山ほど見かけた(笑)。
レディオヘッドのトム・ヨークいわく、「キュアーの影響を受けていないバンドなんて居ない」。これ名言。
UT
先日、UK-Japan 2008というプロジェクトより、公認ブロガー招待の案内が届いた。嬉しい。果たしてこんなブログでいいのだろうかと思いつつも、ここはちょうどUKにちなんで、ニューアルバム『 4:13 Dream 』をリリースしたばかりの大好きなThe Cure(ザ・キュアー)について。

自分にとってキュアーは、今まで出会った数あるバンドの中でも一番思い入れのあるバンド。キュアーだけはいつ何時聴いても特別な気持ちになる。あまりにも好きすぎて、キャリアの絶頂とも言える1992年の『 Wish 』リリース時には、彼らのライブを観るためにはるばるロンドンまで飛んでしまったほど。とにかくバンドが来日する気配は皆無。僕の手持ちの金もまた皆無だったため、オール借金による渡英となった。

ちなみに超が百個つく大傑作である1989年の『 Disintegration 』リリース後のアメリカツアーにロバート・スミスが引き連れた前座は、何とピクシーズとラブ&ロケッツ。それを知ったときは悔しすぎて血の涙が出そうだった。そんな究極のラインナップで観れるなら5万円払ってもいい。もちろん借金ではあるが。なのでWish Tourは何が何でもという気持ちが余計に強かった。ま、それでも普通は海外まで観に行くなんてしないか。追っかけじゃあるまいし、ロック馬鹿もいいところ。

ロンドンでは毎夜毎夜、本当にたくさんのバンドを見た。パステルズ、テレビジョン・パーソナリティーズ、ブー・ラドリーズ、ザ・ステアーズ、セイント・エティエンヌ他、無名のバンドなどなど。何せチケット代が安かったし、終電後にライブが終わろうが一晩中バスがあちこち走っているので、安ホテルに帰るのにも問題なしという素晴らしい環境だった。
まだデビューアルバムが出る前のレディオヘッドのポスターや、『 Dirty 』リリース後のソニック・ユースのチラシなども街中いたる所で目にする。中古レコード屋で白人の若いサラリーマンと、店内に流れていたコクトー・ツインズの話題で盛り上がったりもした。市民の日常生活の中に、日本では異端扱いとなるようなオルタナティブ・ロックが普通に溶け込んでいるのが、本当に羨ましかった。

もちろん最大のハイライトはキュアーのライブである。日本から取ったチケットと、さらに現地で追加公演のチケットも入手し、計2回も観ることができた。あらゆる人種・年齢層のオーディエンスが集結した一体感は、巨大アリーナがビリビリ揺れるほどで、特に『 High 』から『 Pictures of You 』の流れでの大合唱には、何度も熱く込み上げるものがあった。あれほどの感動的な体験は、この先もうないかもしれない。2日とも全25曲、真冬のロンドンで夢のような時間を過ごした。
3週間ほどの滞在後、帰国してからは長期に渡っての借金返済がかなり大変だったが、それでも1ミリの後悔もなし。むしろ何のしがらみもなかったあの頃に、もっと借金してでも様々な国へ行き、たくさんのライブを観れば良かったと、今となっては強く思う。そう、時間を取り戻すことのできない今となっては・・・。

ロバート・スミス、サイモン・ギャラップ、ポール・トンプソン、ボリス・ウィリアムス、ペリー・バモンテ
の5人によるバンドの黄金期。

一応チケットではブロック指定になっていたが、アリーナには柵も何にも無く、全てオールスタンディング。
早い者勝ちなので開演2時間前から3列目あたりを死守!
後ろを振り返ると、ロバスミのそっくりさんを山ほど見かけた(笑)。
レディオヘッドのトム・ヨークいわく、「キュアーの影響を受けていないバンドなんて居ない」。これ名言。
UT
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1. No.4 THE CURE/THREE IMAGINARY BOYS(1979) [ ヒゲ☆メガネのCD見聞ROCK ] November 11, 2008 05:04
キング・オブ・ニューウェーヴ、THE CURE。
ロバート・スミスのねじれたポップ性が垣間見える記念すべきデビューアルバム。
この記事へのコメント
1. Posted by ヒゲ☆メガネ November 11, 2008 05:02
まずはUK-Japan 2008公認ブロガー就任おめでとうございます!
コハゲさんのブログはいつかこういった素晴らしい舞台に立てると思ってました(マジで)。
何だか自分のことのように嬉しくもあり、遠くの存在になってしまうようで淋しくもあります(笑)。
是非UK-Japan 2008盛り上げてくださいね!!
さてキュアーですが僕も恐らく人生で最も影響を受けたバンドだと思います。
何せ一時期作る曲作る曲全てがキャタピラーみたいな変なカリプソか、ハイのイントロをパクったみたいなやつでしたから(笑)。
なもんでコハゲさんの借金ツアーが非常に羨ましいです。
その頃にお知り合いになってればたぶん一緒に連れていってもらってたでしょうね(笑)。
しかしキュアー×ラブロケ×ピクシーズですか…。
盆と正月と誕生日とクリスマスとハロウィンとその他もろもろの縁起の良い日がまとめて来るより強力ですね。
もし今そんな組み合わせがあれば嫁と子供を質に入れてでも観ます(笑)!!
コハゲさんのブログはいつかこういった素晴らしい舞台に立てると思ってました(マジで)。
何だか自分のことのように嬉しくもあり、遠くの存在になってしまうようで淋しくもあります(笑)。
是非UK-Japan 2008盛り上げてくださいね!!
さてキュアーですが僕も恐らく人生で最も影響を受けたバンドだと思います。
何せ一時期作る曲作る曲全てがキャタピラーみたいな変なカリプソか、ハイのイントロをパクったみたいなやつでしたから(笑)。
なもんでコハゲさんの借金ツアーが非常に羨ましいです。
その頃にお知り合いになってればたぶん一緒に連れていってもらってたでしょうね(笑)。
しかしキュアー×ラブロケ×ピクシーズですか…。
盆と正月と誕生日とクリスマスとハロウィンとその他もろもろの縁起の良い日がまとめて来るより強力ですね。
もし今そんな組み合わせがあれば嫁と子供を質に入れてでも観ます(笑)!!
2. Posted by コハゲ -管理人- November 11, 2008 18:46
>ヒゲ☆メガネさん
いつもながら素敵なコメントありがとうございます。
就任だなんて実はそんな大層なことではなかったんですよ。
サイトを見てみると誰でも登録申請可能でした(笑)。
規約に抵触したのか(?)今回の投稿も反映されませんでしたし、やっぱり僕は好き勝手に今までのタッチでやる方が向いているようです。
ところで『キャタピラー』とか『ハイ』とか爆笑しました。全く一緒です!
僕もバンドで作る曲が、まさにキュアーの影響一色のときがありまして、
ここにさらに『ジャスト・ライク・ヘヴン』がプラスされていました。
いつかキュアーの完コピバンド「ギュアー」を結成しましょう(笑)。
いつもながら素敵なコメントありがとうございます。
就任だなんて実はそんな大層なことではなかったんですよ。
サイトを見てみると誰でも登録申請可能でした(笑)。
規約に抵触したのか(?)今回の投稿も反映されませんでしたし、やっぱり僕は好き勝手に今までのタッチでやる方が向いているようです。
ところで『キャタピラー』とか『ハイ』とか爆笑しました。全く一緒です!
僕もバンドで作る曲が、まさにキュアーの影響一色のときがありまして、
ここにさらに『ジャスト・ライク・ヘヴン』がプラスされていました。
いつかキュアーの完コピバンド「ギュアー」を結成しましょう(笑)。
3. Posted by FUJIMIROCK November 14, 2008 23:43
こんばんは!
キュアーの新作,かなりポップに仕上がってていいですね! 正直,ロス・ロビンソンによる前作より好きです。
それにしても借金してまでして観るキュアー(笑)。感服します。
キュアーの新作,かなりポップに仕上がってていいですね! 正直,ロス・ロビンソンによる前作より好きです。
それにしても借金してまでして観るキュアー(笑)。感服します。
4. Posted by コハゲ -管理人- November 15, 2008 21:09
>FUJIMIROCKさん
新作、おっしゃるとおり、かなりポップです。
キュアー独特の捩れたメロディーが随所に溢れていました。
前作の生々しい路線とは異なりますね。
もっとも、僕はキュアーの新しい音が聴けるなら何だって良い!というマニアなので
冷静な判断は出来ないのですが・・・。
借金もこれまたイイ思い出です(笑)。
新作、おっしゃるとおり、かなりポップです。
キュアー独特の捩れたメロディーが随所に溢れていました。
前作の生々しい路線とは異なりますね。
もっとも、僕はキュアーの新しい音が聴けるなら何だって良い!というマニアなので
冷静な判断は出来ないのですが・・・。
借金もこれまたイイ思い出です(笑)。
5. Posted by marypoole November 17, 2008 23:35
こんばんは!
「wish」時代のThe CUREを観たなんてうらやましすぎます!!
あの当時のロバスミ氏の声が大大大好きです。
なんかカラダの中にしみこんでくるような声なんですよね。
本当にうらやましいです。
「wish」時代のThe CUREを観たなんてうらやましすぎます!!
あの当時のロバスミ氏の声が大大大好きです。
なんかカラダの中にしみこんでくるような声なんですよね。
本当にうらやましいです。
6. Posted by コハゲ -管理人- November 18, 2008 20:56
>marypooleさん
初コメントありがとうございます!
Wish Tour、キュアーファンにだけ理解していただける自慢ですが、
あれで自分の人生の運を大分使ってしまった感も(笑)。
ところでアルバム単位の声にまでこだわるとは何て「通」な!
でも確かに、言われてみればそうかもしれません。
『High』や『Doing the Unstuck』での天へも届きそうな伸びやかな声、
『To Wish Impossible Things』での心に染み入ってきて全てを包み込むような
深みのある声など、ロバスミ自身が絶好調だったのが分かりますよね。
きっとそれを支える最強のラインナップによる演奏の良さも関係しているのだと思います。
とは言うものの、いつだって彼の声は最高なのですが(笑)。
あ、また長々と書いてしまった・・・。
初コメントありがとうございます!
Wish Tour、キュアーファンにだけ理解していただける自慢ですが、
あれで自分の人生の運を大分使ってしまった感も(笑)。
ところでアルバム単位の声にまでこだわるとは何て「通」な!
でも確かに、言われてみればそうかもしれません。
『High』や『Doing the Unstuck』での天へも届きそうな伸びやかな声、
『To Wish Impossible Things』での心に染み入ってきて全てを包み込むような
深みのある声など、ロバスミ自身が絶好調だったのが分かりますよね。
きっとそれを支える最強のラインナップによる演奏の良さも関係しているのだと思います。
とは言うものの、いつだって彼の声は最高なのですが(笑)。
あ、また長々と書いてしまった・・・。


