2008年05月05日

今週の一曲:Bonnie Prince Billy


Bonnie Prince Billy/Agnes queen of sorrow <2004年>

数々の名作を擁するDrag Cityレーベルを代表する、
孤高のシンガー・ソングライター:ウィル・オールダム(Will Oldham)

彼は、ボニー・プリンス・ビリー(Bonnie Prince Billy)、パレス・ミュージック(Palace Music)、
パレス・ソングズ(Palace Songs)などなど数々の別名義で作品をリリースし続けており、
それらはどれも「壊れたカントリーフォーク」と表現するのが一番しっくりくるであろうか。
どこか遠くの景色を喚起させる枯れた声が、染み入るように胸の奥へ語りかけてくる。

日本では音楽雑誌でほとんど取り上げられることはないものの、
如何なる時代の音楽シーンとも全く無縁の、その普遍性をもった歌については、
ボビー・ギレスピー、ビョーク、ベック、P.J.ハーヴェイ、カヒミ・カリイなど
賛辞を惜しまないミュージシャンが多い。

そういえばデビューアルバムをリリースしたばかりである、
ケイジャン・ダンス・パーティーのVo:ダニエル・ブラムバーグはインタビューで、
「誰かの音楽を聴いてそれが良くなかったら、僕はボニー・プリンス・ビリーを聴くだけさ」
と答えていた。何と彼はまだ17歳。
日本の若者でこんなこと言える奴がいるか?

それにしても4年前、奇跡の来日公演を見逃したのが今でも悔やまれる・・・。

Bonnie Prince Billy の MySpace.com >


band_bonnie3

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この記事へのコメント

1. Posted by ケニー   2008年05月05日 19:29
不勉強ながら未聴のアーティストでした。

貼り付けていただいたYouTubeの曲は比較的ほのぼのとした感じですが、他の曲やジャケット等のアートワークからは、シニカルというかやや破滅的な印象を受けますね。

Buckley親子が好きな人なら、ハマリそうです。
2. Posted by コハゲ -管理人-   2008年05月05日 22:49
>ケニーさん

鋭いですね〜
この曲は別として、全体としてはおっしゃるとおり破滅的なところがあるかもしれません。
緩やかな終末感といいますか。

Nick DrakeやBuckley親子が好きな方は気に入ると思いますよ。

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人生はフライングV
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