2008年04月25日

批評することの意味

このブログを立ち上げてから以前にも増して、
あちこちの音楽ブログを巡回するようになりました。

自分と音楽の好みが極めて近い人のブログや、
文体からユーモアや思慮深さが伝わってくるブログは
読むのが面白く、更新されるのをいつも楽しみにしています。

一方、何でわざわざこんなこと書くの?というブログが多いことにも驚いています。
もちろん個人のブログなので何を書くのも自由なのですが、
こちらの思い入れのあるバンドが、たった二言三言で
「つまらない」などと切り捨てられているのを目にすると
うんざりするというか、何ともやりきれない気分になります。


音楽雑誌でも批評はよく読みますが、その場合は、
批評の裏付けは取れているのか、説得に値する表現になっているのか等々、
第三者的な視点による編集長チェックが必ず入っています。
ところがブログの場合は一個人が言いっぱなしの、書きっぱなし。

実際のところ、その人がどこまで作品をちゃんと聴き込んだのかは分かりません。
他にどれほど多くのバンドを聴いてきたのか、ライブを観てきたのかも分かりません。
そのときの本人の体調や置かれた境遇、時代の流行も影響するでしょう。
何より、自由に書けることこそがブログの長所でもあります。



それでもやっぱり僕は思ってしまうのです。

キライなら聴かなきゃいいのに。
つまらないと思うのなら語らなきゃいいのに。
わざわざその批判的な言葉を発信することに、一体どんな意味があるのか。

こんなもの読まなきゃ良かった・・・・ と。


みなさんはどのように感じているのでしょう。
同じように嫌な気分になったりしますか?
それとも、あえて特に何も感じずにスルーしていますか?



photo_bass

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この記事へのコメント

1. Posted by ケニー    2008年04月30日 23:25
文章の表現の仕方って難しいなと思います。

折角、ブログ等で自分なりの文章を書くのならば、CDショップのフリーペーパーのような提灯記事では面白くないですし、少しはヒネリを利かせたいと思って書いている方も多いのではないかと思いますが、わたしができるだけ気をつけるようにしているのは、好き嫌いと良し悪しをゴッチャにしないということです。

「嫌い=悪い、好き=良い」という表現が最も短絡的な印象を与えますし、コハゲさんも仰るように読み手に良い印象を与えるのは難しいかもしれません。

「嫌いなものでも良いものはあるし、好きなものでも悪いものはある」ということを踏まえ、なぜそう思うのかについて極力論理的に文章を展開していきたいと思っています。
2. Posted by コハゲ -管理人-    2008年05月01日 20:31
>ケニーさん

僕の拙い文章力では上手く伝えきれなかったことを、見事にケニーさんが代弁してくれました。
さすがです。ありがとうごうざいます。

おしゃるとおり、「好き嫌いと良し悪し」の違いというか、線引きが本当に難しいところです。
音楽というものは結局突き詰めると、最終的にはどうしても「好きか嫌いか」に行き着いてしまうので、その手前のところでいかに読む人を納得させるだけの文章を書けるか・・・。

そう考えるとケニーさんやマサ太郎さんは、やっぱ凄いです。

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