2007年10月28日
混乱と泥沼のスタートだった
ロック・フェスティバル西田 浩 (新潮新書)
97年、台風が直撃し大混乱となった
伝説の第一回目のフジロックから10年。
今や、すっかりロックフェスがこの国にも根付いた感がある。
こんな新書が出るくらいだ。
この本ではフジやサマソニがいかにして発展し定着してきたかを
主催者・スタッフ・出演者の証言を交えて、
その道のりと舞台裏をレポートしている。
さらに、尻すぼみに終わった他のフェスや、
海外の成功例なども列挙しつつ冷静かつ綿密に検証している。
筆者は新聞社の文化部所属のためか、
音楽雑誌などの熱を帯びたトーンとはやや異なるが、
これはこれで新鮮で面白い。
しかし毎年フェスの季節(夏)になるといつも必ず思うことがる。
「オレたちの若い頃にこんな楽しいイベントがあれば…」
いやいや、まだ何も始まっちゃいないスよ!
と、自分に言い聞かせるのだった。
















